2009年05月31日

◆ふたたびのはじまり

過去のWeb日記やmixiの書き込みをこのブログに再録を始めました。
なぜそんなことをするかというと...「なんだかもったいない」から。

投稿日は2002年から始まるので、ちょっとおかしな感じですが、
よければお付き合いください。

あまりにも時代を感じさせるコメントもありますが、
それはそれで補筆してフォローしていきたいと思います。

あらためて、はじまりはじまり…

日記「Σ某」は2002/02/01から。
  


Posted by yassy at 18:48Comments(0)その他

2004年01月04日

◆ダッチオーブン(その1)

アウトドアにて威力を発揮する万能鍋である。
長いこと欲しかったところのこのアイテムを、妻は買ってくれた。
買ってくれたからには使わねば。
使うためにはまずシーズニング(ならし)を行わねばならぬ。

実は、去年の大晦日にシーズニングを試みていた。
ところが、思ったようにうまくいかず失敗していた。
「何もかもうまくいかない年のようだから、正月にやり直そう」
というわけで、きょう再挑戦を行う。

まずタワシと研磨剤の含まれていない中性洗剤で念入りに洗う。
よーく水気を取ったらよーく熱し、錆止め剤を「焼き」落とす。
色が暗鉄色だったのが鈍い銀灰色に変わったら火を止め冷ます。
「薄く油を塗り、煙が出るまで熱して冷ます」という手順を数回繰り返す。
(↑ここで、余分な油を拭き取る際にキッチンタオルを使ったので、
ダッチオーブンのざらついた表面にひっかかった紙繊維が毛羽立ってしまい、
ならしどころではなくなってしまった)
金地が油になじんで変色してきたら香りの強い野菜を炒める。
最後に軽くすすいで水気を取り、薄く油を塗れば馴らし初め終了。

…今回は油を塗るのに、鉄板に油を敷く奴を使った。
何度か油を塗りながら熱しているが、色むらができてしまう。
やはりコンロの火では全体にまんべんなく熱がいきわたらないらしい。
思ったような焼鉄色にもならないが、あまり多くをのぞまないことにした。

今年は「始めただけでもヨシ」という方針でいくから。
  


Posted by yassy at 00:00Σ某再録

2003年12月12日

◆REBIRTH

どうにか立ち直りつつある。
今年も終わりに近づきつつある今、やっと。

心身共に倦み疲れ果てていた、と思いこんでしまっていて
あやうく心の暗黒面に引きずり込まれるところだった(と思う)。
単に余裕がなかっただけなのか、
これまでの私があまりにもダメダメだったのか、
結論を付けるのはひとまずおいといて、
生まれ直したつもりでこの三十路後半を歩んでいこうと思う。


お祝いのメールが母から来ていた。
母が苦しい思いをして私を産んで35年過ぎたことになる。
35年もたっているのに、母の心配はつきないようだ。
ちゃんと恩返しができていないことも申し訳ない。

誕生日が来るたびに、そう思う。
  


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2003年09月13日

◆死ぬ気でやってもできんのはできん

落ち込む日が続いてます。
マジで、鬱です。投薬治療を検討してます。
周囲にかけているであろう迷惑は鬱を深めるので
考えないようにしてます。
(それがなおさら申し訳ない…)


 -サントリーCF「アミノ式」のふしで-

 ♪デスマーチっ デスマーチっ ○士通式
  デスマーチっ デスマーチっ 富○通式~
  こんな開発しなくっても~
  デスマーチっ や・め・ろ 富士○式! (氏ね!)


どうにか…切り抜けたい…
  


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2003年09月09日

◆死ぬ気になった

ダメもとで。





〔補足〕
「死ぬ気でがんばってみる」という意味です。本人生きてます。  


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2003年02月09日

◆スパイウェア

このところ、ネットにアクセスするたびに不安になる。
リンクをクリックしたり、バナーを押したりしただけで
勝手にブラウザにインストールする「スパイウェア」だ。

このスパイウェアによって個人情報やブラウズ履歴、
PCの内部情報が漏れてしまうのである。
そこで「spybot」というスパイウェア検出&&除去ソフトを
入れて、検索したらゾロゾロと出てきた。
(もちろん悪質なスパイウェアは即殺した)

リアルワールドでさえ信用ままならないというのに、
ネットはなおさらに用心せねばならないとは…
  


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2003年02月02日

◆これまでのあらすじ。

今、私には何人の友人がいるだろう。
なかなか連絡をつけられない人もいるし、連絡するのに気後れしてしまう人もいる。
やはり、友人全てと接触を保つのは難しい。
忙しくなり始めた2002年9月以降の私の動向を知る友人は数えるほどであろう。
すまないと思いながらも、ますます気後れしてしまう。
いかん、いかん。

8月 バイトを辞め、元同僚である友人に会社を紹介してもらう。
9月 再々就職。およそ1年ぶりのプログラマ復帰。
10月 某大手企業のプロジェクトに参加。不慣れな仕事で忙しい。
11月 プロジェクトは2004年5月までだ。シャレにならないほど忙しい。
12月 自分の実力ではまだまだだと実感。それだけにつらい。
1月 死ぬほど忙しい。でも死んでも働かされそう。

友人それぞれとじっくりと飲める機会がもてたらなぁ。
だらだらと泡盛の水割り(水のように薄い奴でもいい)片手に
飲み明かして、語り明かす、というぐらいでいいから。
  


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2003年02月01日

◆日記1周年なれど

日記を設置して1年たった。
半年しか書けなかった。

「なんでもいいから毎日」「日付は飛ばさず毎日」
「日記自体についての話題は避ける」と心がけてはきた。
もともとマメな性格でないのだが、制約を課すことで
日記のネタ探し、いろんな視点でものごとをみること、
書き続けていける工夫したつもりだった。

やっぱダメでした。遅れれば遅れるほど焦ってしまって。

それで、2年目は趣向を変えることにした。
「書きなぐり、垂れながし」としよう。
気が向いたら一日に何度も書き、どうあがいても書けない時は
しょうがない。

日記を書くことを恐れないために。
  


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2002年07月31日

◆朝の環八渋滞なわけ

出勤時、バス待ちに時間を取られることもある。
名物の、環八渋滞である。

バスがこないので、渋滞で持て余すドライバー達をウォッチング。
いかにも、かったるそうなドライバー達。

多少はイラつくタクシー。
どっかり構えるトラック。
スイスイ進めるのはバイクだけ。
…バスだけは来ない。

ふと、携帯電話をかけているドライバーがいるのに着目した。
手持ちぶさたなのをいいことに、片手運転で話し込んでいる。
普通乗用車の5台に1台くらいの割合で道交法違反だ。
環八渋滞に多少は影響しているのではないだろうか?

こういうのをキチンと取り締まれば、
あっという間にノルマ達成だぞ>警察

…ともあれ、バスは来ない。
なあに、ウチナァンチュはバスの時刻表なんか信じてないさぁ~
  


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2002年07月30日

◆満員電車で半ソデだと

暑い。
夏なので仕方ないが、とにかく暑い。

しかしながら、シャツは長袖を着用している。
なぜなら、半袖では満員電車の中で他人の腕とふれると「べたぁっ」とするのだ。
互いに、イヤな思いをしてしまう。
男女を問わず、あのべっとりとした感触は最悪だ。

…だから、長袖シャツで出勤である。
半袖シャツもないことはないが、着けたくない。
上京して間もない頃、着けていたこともあるがすぐに長袖に替えた。
半袖のワイシャツは不要だが、もったいないなぁ。

そういえば、サイズが合わなくなっているんだ。
捨てるしかないか…
  


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2002年07月29日

◆買出し中毒

兄に頼まれてアキバにCLIEを買い付けに行く。
合わせて10万円近くにのぼる金額なので、かなりの荷物だ。
しかし、なぜか気持ちは晴れ晴れとしている。

ここ最近、大きな買い物をしていないからだ。

収入が安定していた頃は、一月に一つは大きな買い物が
できたものだが、今は…ガマンするしかない。

家に着くと、早速荷造りをする。
沖縄で兄が荷物を待っているからだ。
それに、自分の手元に置いておくといつ開けたくなるかわからない
すぐに発送してしまったほうが、辛い思いをせずに済む。

妻も、郵便局に用事があるというので一緒に行く。
ほとんど、夕涼みというか、夜の散歩みたいなものだ。
まだまだ熱帯夜は続きそうだが、部屋の中でじっとりしてるより
多少なりとも体を動かしてからの方がぐっすり眠れるから。
  


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2002年07月28日

◆桃食いねェ

行きつけのお店の常連さんにSさんという方がいて、
毎年桃狩りツアーに連れて行ってもらっている。
桃狩り、というよりも「うちの村の桃はいかが?」というような
桃の試食ツアーといったほうが近い。
安めの料金で飲んで食って2,3箇所でショッピングもできます、てな具合。
今年で3回目になり、このツアー内でどこまで勝手なことが許されるか
わかってきたところである。

今年の特別ゲストは、親友のS氏を招いた。
「山梨でひたすら飲んで食って、というツアーだ。気分転換にはなるぞ」
と、半分ホントで半分???という誘い文句で参加してもらった。
このツアー、必ず一つは特筆すべきネタを提供してくれるから、
友人にもいい収穫があることだろう。

最初に参加した年は、武田信玄ゆかりの寺に行く予定だったのが、
時間の都合で省略されたことが残念だったのか、急に車内マイクで
信玄マメ知識を披露するオジさんが登場した。

2年目には、昼食時のことだ。
食堂の傍らのステージで歌謡ショウをしていたのだが、
いかにもタイアップな歌「私は桃っ子」という歌の歌詞がスゴかった。
「わたしも~出荷されるのぉ~」
そんなキッチュな歌詞だったなら、聞き流さずにCD買っておくんだった。

そして、今年。
ネタ元はバスガイドさんであった。
これまでは、発車するなり酒盛りをしてやりたい放題の乗客にぐったりして
しまっていたのが、今回は違う。
話を合わせているつもりが、ハズしているのだ。

話題の振り方がちょっとズレてる。
「あそこの、XXホテルでは去年殺人事件があって有名になりましたね」

…XXホテルさんには、不名誉です。

乗客をなだめるつもりが、煽っている(これがスゴかった)
バスガイド「神奈川県の水って、マズいですよね」
乗客(元水道局関係者)「神奈川県の水が、一番いい水だよ!」
バスガイド「それって○○から引いてくるからおいしくないのでは?」
乗客(元水道局関係者)「○○が一番いい水源なの!」

…我々は「コワイよ~コワイよ~」と耳をふさいで眠ってやり過ごした。

彼女の不思議ガイドぶりが、今年の目玉だったようである。
このバスガイドさんのファンサイトでも興そうかと思ったほどだし。
彼女なら、また来年もお願いしたい。

とまあ、色々あったが、呑んで喰って桃一箱とワイン等をオミヤゲにもらった。
今年は出来がよかったということなので、期待したい。
  


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2002年07月27日

◆床屋さん

ひさびさに床屋へ行く。
やっと髪を切りに行くための予算とヒマのタイミングが一致した。
少なくとも「某さん、ちょっとその髪型は...」と言われる前で良かった。
大学時代の頃みたいに長髪ではいくらなんでもマズい。
あの頃は、肩に届くまで伸びていたからなぁ…
あれは、まるでヲタク化した武田鉄也のようであった。

床屋の親父さんは、私の父ぐらいの年齢で「この道何年!」みたいなベテランである。
最近の理容室やカットサロンとかいった、サービスは一切なし。

髪を切り整え、洗髪し、ヒゲを剃る。以上。
硬派の名のもとに横着している漢にはありがたい床屋だ。

ただし、髪を切ってもらっている時の、雑談がちょっと大変だ。
親父さんはヤクルトファンで、相撲はそんなに興味なくて(客と話できる程度)、
ちゃきちゃきの西東京っ子で、そんな遠くまで旅行に行ったことはなし。
…親父さんについてのデータが詳しくなっていくだけ。
私の仕事の話をしたとしても「パソコンなんてわかんないねェ」と話していたのでペケ。

あたりさわりのない話をするしかないのである。

むろん、寝てしまうのは論外。
私のイビキのひどさに、親父さんは喉をかき切るとも限らないのだ。  


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2002年07月26日

◆Excite壁紙

ここのところ、PCには何の問題もおこっていない。
とてもいい兆候である。

気まぐれにデスクトップの壁紙でも変えたくなってネットをさまよう。
兄のPCでも見かけた、Excite壁紙のユーティリティをインストールしてみた。
要は壁紙ダウンロードのサービスである。

さっそくユーザ登録して、数種類ダウンロードしてみた。
なかなかいい感じである。
ここ数年は壁紙なしの味気ないデスクトップであったが、
やはりあるとないとでは違うようだ。

一定時間ごとに壁紙を切り替える設定にして、
ネットを回っていたら壁紙が張り替えられた瞬間にギョッとしてしまった。
そういえば、壁紙をあんまり張らなくなった原因ってこれのせいだったっけ。
  


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2002年07月25日

◆夜のおさんぽ

夜に妻と出かける。
昼に配達され不在通知となった妻の郵便物を取りに行くのだ。
夏の夜はじっとりと蒸すものの、昼よりは多少は涼しい。

どこの家もエアコンの室外機が動いている。
その分だけ、外が暑くなってしまうんだろうなぁ。
今夜は、多少風があるのでまだいい。
そう足早にならなければ、そんなに汗をかかない程度になる。

郵便局の深夜の窓口は、エアコンが効いている。
私も妻も汗ばんできたところだから、とても気持ちがいい。
でも気を付けないと、身体を冷やしすぎてしまう。

帰り道は、猫たちをウォッチング。
あちこちに猫が徘徊しているのを見て、妻はご機嫌。
猫は夜行性なのはわかるが、なんでまた空き地などで集会するのだろう。
まるでヤンキー烈風隊の集会みたいじゃないか。
あの、「押忍」「押忍」「押忍」…とたくさん書かれた見開きページのように。

時折、ひとなつっこい猫もいるがエサをくれないと知ると逃げてしまう。
すまんなぁ、次は手みやげ持参にするよ…

部屋で冷房漬けで寝る前に、ちょっと身体を動かすのもいいものだ。
設定温度はちょっと高めにしても、ぐっすり眠れそうだ。
  


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2002年07月24日

◆誰のための特許なのか

ネットニュースでやるせないニュースを見つけた。

ネットだけでなく画像ファイルのフォーマットで世界標準といっていいJPEGの
特許問題が浮上したのだ。
JPEGの特許を所有しているというForgent社は今になってライセンス料を
要求するらしい。
充分に普及した後にライセンス料を請求するとは、デパ地下で試食したら
ちゃんとレジで精算されてしまうような全く感心しないやり口である。

これは、以前UNISYS社がGIFフォーマットでやったのと同じ手口だ。
柳の下のドジョウを狙った卑劣なやり方が世界中に認められるとは到底思えない。
燃すぞコラForgent社!

確かに特許制度は必要だ。
古来から発明・発見にて技術は発達したのだし、進歩を緩めずに市場形成するには
発案者の権利を守ることも一理ある。

だが、法は悪用するためにはない。

わざとオープンにして拡大した例がある。
カセットテープの規格を確立したPhilipsとか、映画化までされたVHSビデオの
逆転劇は利害を超えたはたらきかけがもたらしたものだ。
カセット/VHSともに、普及することでこんにちの我々は大変便利な社会となった。
今頃になってこちら側から「よくよくお礼言わなきゃね」という感じだ。

「普及してナンボ」と「普及したからナンボ」は意味が違う。

Forgent関係者でJPEG特許の主張を考えた奴は地の果てまで追いつめて串刺しにしてやる
世界中がそっぽを向いている間に、息の根を止めてやる。  


Posted by yassy at 00:00Σ某再録

2002年07月23日

◆お客さんならどうするだろう

昨日発生した、印刷機能障害の原因は意外と早く発見できた。
今日一日はネットでFAQ情報収集紀行となるだろうと思っていただけに、
あっさりと解決方法も得られたので気抜けしてしまうほどだった。

でも、しかし、けれども、but。
今回の障害で如何に貧弱なプリントアウト機能であるかがわかった以上、
ちゃんと整備したくなる衝動に駆られる。
これで「OKです」なんて言ったら前職の上司であったT女史に即殺されてしまう
でも、次の作業がたて込んでいるから必要最小限に抑える。
何よりも、お客さんができるだけ早く使いたいのであるから、
それを優先することにした。

お客さんが求めていること、そして自分にできることの相違点を知ることが大事だ。
これは、前職で言い聞かせられていたことの受け売りなのだが、今でも私の業務経験で
得た大切なことのひとつとして、肝に銘じている。


あと、従姉から聞いた話。
夕食の支度をする母親のエプロンを子供が引っ張る。「ねえ、ごはんまだ?」
これに対するとても有効な答えは「もうすぐできる」とか「もうちょっと待って」
ではないという。
「そう、おなか空いたんだね」と子供の状態をそのまま言葉にするそうだ。
それだけで子供は母親に気持ちが届いたことに満足するわけである。

対応する前に、お客さんの意向を知りどういう状態かを知ることが大切だとすることに
似ているような気がする…  


Posted by yassy at 00:00Σ某再録

2002年07月22日

◆唄うプリンタ

職場のプリンタの調子が悪い。
用紙の巻き込み/排出時のローラーじゃなかろうか。
キュルキュル...というような感じでなく、
ホューーー、ホューーー……というような音。

プリンタが唄っている。

職場のみんなが使っているプリンタだから
プリンタは唄いっぱなし。
ジャイアンのリサイタルなみにエンドレスである。

まあいい。あのころよりは。

学生時代に、大学祭用コンピュータ占いの開発(!)をしてた頃、
もっとキツかったのは、室内に流れるエンドレスミュージックだった。
当時の私は、講義の合間やら、昼休みの終わり、夕方などに
コンピュータ倶楽部室であれこれとプログラムをしていた。

音楽がないとちょっと寂しい。
だから、環境音楽とか、BGM系のCDを持ち込んだ。
Windham Hillとか映画サントラやJazz系の曲とかだ。
静かな感じで、思考の妨げにならない様なタイプの曲を
部室に誰もいない頃合いに、流していた。

気分がいい。ノってくる、というより雑念が湧かない。
プログラムに集中する。と、そこへ後輩が部室に戻ってきた。
「某さん、CD換えていいですかぁ?」

聞くとはなしに聞いているが、まあよかろう。
CDを換えてもいいと後輩に言うと、そこらへんにあった
大物プロデューサTKのテンポの激しい曲がかかる。
その頃流行っていた、英小文字3文字のグループのCDだ。
だが、それは既に誰かがかけていたCDだ。

後輩が退室したら、また私はCDを換える。
別の後輩が来ると「換えていい?」とまたさっきのCDに戻す。

こうして、英小文字3文字のグループのCDを一日10回近く聞く羽目になった。
しかも、そんな開発の日々が20日は続いた…
大物プロデューサTKの曲は似たようなのが多いから、
大学卒業後2年ほどは、彼のプロデュースした曲が大キライだった。

…プリンタは相変わらず歌い続けている。
明日には、CEが来てくれるであろう。

仕事をしながら唄うプリンタに心の中で悪態をついていると、
職場のNさんが声をかけてきた。

「某さん、こないだのあのデータベース、印刷機能チェックした?」
「いや、前任者がそこまで作ってあったみたいなんで何もいじってないですけど」
Nさんはちょっと困った顔をした。
「うまくプリントアウトできないって言ってるけど、直せそうかな?」
しまった、あの前任者なら作りかけて放置していてもおかしくない。

でも、データベース整備と登録が最優先課題だったから、印刷機能は
盲点であった。

しまった。  


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2002年07月21日

◆夏バテ対策(2)

妻と出かけたついでに、なにか食べようということになる。
昨日食い道楽をしたけど、まあいいか。
「そういやSに行ってないね」
久々に三鷹にインド料理を食べに行った。
ここは、以前(4/7)手厚いもてなしを受けたところだ。
まあ、今回はそこそこにオーダーするとしよう。

「お久しぶりですね」
店長のRさん、インドな微笑みで迎えてくれる。
(実はRさん、出身はバングラデシュなのだが)
「どんどん注文してください。どれもおいしいですよ」
いやーRさん、勧めるまま食べると動けなくなっちゃうんで…
無難なカレーセットと、おなじみのタンドリチキンでいいですよ!
またスパイス酔いしたら、明日仕事どころでなくなってしまうし。

店長のRさんは、気さくないい人である。
こちらが食べているところに、邪魔にならない程度に
いろいろと話しかけてくる。
食事だけでなく、会話も楽しめるのがこの店のいいところだ。

話題が、タンドールの話になった。
「某さん、タンドール見てみますか?」
キッチンの奥にあるタンドールを見せてもらうことに。
なんだか、大きな壺のようなタンドール。
大きさはというと、家庭用洗濯機よりやや大きいぐらいだろうか。
のぞき込むと、熱気が顔を包んでくる。
これでタンドリチキンを作っているのか…

今日は控えめに、ナンを1枚追加したぐらいで満腹になった。
昨日のウナギも含め、これだけ食べれば夏バテなんかできそうにない。
  


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2002年07月20日

◆夏バテ対策(1)

土用の丑の日なので、うなぎ屋さんは大忙し。
本来なら「平賀源内の作戦にのるものか」と思うところだが、
無性にうなぎが食べたかった。

行くなら、池波正太郎が通っていたところがいい。
なあに、値段なんか気にするものか。
予約が必要かどうか、Webで調べりゃいい。

ところが、何かと用事が舞い込み、夕方になってしまう。
「しょうがない、近所のTに行こうか」
近所にある「T」というお店は去年の土用丑+1週間の日に行って
「ここのうなぎ旨いじゃないか」と気づいた店である。

妻と店に行くと、案の定行列が出来ている上に、相席となりそう。
まあいい、待った分だけうなぎが旨くなる。相席だって構わない。
「こんなにお客さんが来てくれたの、初めてだ」
「T」の親父さんは、うれしい悲鳴をあげていた。

朝から店内はてんてこまいで、店員も疲労困憊の様子。
相席だった客が帰っても、片づけにこないし、
時々オーダーが前後してしまい、ムクレる客も。
大変なのは承知の上だが、やはり頑張ってほしい。
来年はちょっとだけ、お客が減ってしまうかも。

それでも、うな重は丁寧な出来だった。
そそくさと食べ、店を出る。
ダラダラ店でくつろがれたら、お店の人も消耗するからだ。
「お待たせしてすいませんでしたぁ!」
声をかけてきた親父さんに、「来年もよろしく」と笑顔で応える。
この親父さんがいるから、行列の出来るお店になったんだなぁ。
  


Posted by yassy at 00:00Σ某再録