お客さんならどうするだろう
昨日発生した、印刷機能障害の原因は意外と早く発見できた。
今日一日はネットでFAQ情報収集紀行となるだろうと思っていただけに、
あっさりと解決方法も得られたので気抜けしてしまうほどだった。
でも、しかし、けれども、but。
今回の障害で如何に貧弱なプリントアウト機能であるかがわかった以上、
ちゃんと整備したくなる衝動に駆られる。
これで「OKです」なんて言ったら前職の上司であったT女史に
即殺されてしまう。
でも、次の作業がたて込んでいるから必要最小限に抑える。
何よりも、
お客さんができるだけ早く使いたいのであるから、
それを優先することにした。
お客さんが求めていること、そして自分にできることの相違点を知ることが大事だ。
これは、前職で言い聞かせられていたことの受け売りなのだが、今でも私の業務経験で
得た大切なことのひとつとして、肝に銘じている。
あと、従姉から聞いた話。
夕食の支度をする母親のエプロンを子供が引っ張る。「ねえ、ごはんまだ?」
これに対するとても有効な答えは「もうすぐできる」とか「もうちょっと待って」
ではないという。
「そう、おなか空いたんだね」と
子供の状態をそのまま言葉にするそうだ。
それだけで子供は母親に気持ちが届いたことに満足するわけである。
対応する前に、お客さんの意向を知りどういう状態かを知ることが大切だとすることに
似ているような気がする…
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